商品画像をスマホ撮影してAIモデル画像を作る方法|Gemini活用を前提にした写真の撮り方3選【中国輸入・日米Amazon物販】

AI

皆さん、こんにちは。現代シルクロードビジネス物販講師の黒澤です。

今回は、中国輸入や日米Amazon物販で非常に重要になってくる、商品画像の撮り方とAIモデル画像の作り方について解説します。

近年は、Geminiのような画像生成AIを活用することで、昔のようにモデル撮影を外注し、何万円、場合によっては何十万円もかけなくても、かなり実用的な商品画像やモデル画像を作れるようになってきました。

しかし、ここで重要なのは、AIに投げる元画像の撮り方です。Geminiに同じようなプロンプトを入力しても、元画像の撮り方によって、商品のサイズ感、ディテール、持ち方、モデルとの自然さが大きく変わることがあります。

そこで今回は、商品画像をスマホで撮影し、その画像をもとにGeminiでAIモデル画像を生成する前提で、どのように写真を撮ればよいのかを3つのパターンに分けて解説していきます。

参考動画はこちら

この記事で分かること

  • GeminiでAIモデル画像を作る前提のスマホ撮影方法
  • 商品単体画像を撮るメリット・デメリット
  • 手に持った商品画像を撮るメリット・デメリット
  • 人物が実際に商品を持った画像を撮るメリット・デメリット
  • AI生成時にサイズ感がズレる理由
  • モデルの年齢・人種・ポーズを変更する時の注意点
  • 中国輸入商品のサンプル確認が重要な理由
  • Amazon商品画像として使う際の注意点

Gemini画像生成は便利だが、出力にはブレがある

まず前提として、Geminiのような画像生成AIは非常に便利ですが、毎回必ず同じように出力してくれるわけではありません。

同じ画像を使い、同じプロンプトを入力しても、生成される画像にはブレがあります。商品のサイズ感が少し違ったり、持ち方が変わったり、モデルの年齢が想定より若くなりすぎたり、背景や服装が勝手に変わったりすることもあります。

そのため、「この撮り方をすれば必ず完璧なモデル画像が出る」という絶対解はありません。

ただし、元画像の撮り方によって、AIが読み取れる情報は変わります。商品のディテールを重視するのか、サイズ感を重視するのか、持ち方や人物のポーズを重視するのか。この目的によって、撮るべき写真は変わってきます。

今回は、AIモデル画像生成を前提とした撮影方法として、以下の3パターンを紹介します。

  • 商品単体を撮影する
  • 商品を手に持って撮影する
  • 人物が実際に商品を持って撮影する

撮り方1:商品単体をスマホで撮影する

1つ目の方法は、商品自体を単体で撮影する方法です。

いわゆる物撮り、生物撮影に近い形で、商品だけをしっかり写します。今回の動画では、ジャムの瓶を例にしていますが、考え方は中国輸入商品全般に応用できます。

商品単体画像のメリットは、商品のディテールをAIに認識させやすいことです。

  • 商品を大きく写せる
  • 形状が分かりやすい
  • 色味や素材感を伝えやすい
  • ラベルや細かいデザインを読み取らせやすい
  • AIが商品そのものを認識しやすい

商品だけをアップで撮ることで、AIはその商品がどのような形をしているのか、どのような色なのか、どのようなラベルや装飾があるのかを把握しやすくなります。

一方で、商品単体画像には弱点もあります。それは、サイズ感が伝わりにくいことです。

AIは商品単体画像だけを見ても、それが手のひらサイズなのか、顔くらい大きいのか、ポケットに入るほど小さいのかを正確に判断しづらい場合があります。そのため、モデル画像を生成した時に、実物より大きく見えたり、小さく見えたりする可能性があります。

商品単体画像が向いているケース

  • 商品の形状やラベルを正確に反映したい場合
  • パッケージデザインをAIに見せたい場合
  • 素材や色味を重視したい場合
  • 商品を大きく、鮮明に認識させたい場合
  • まずはAIに商品そのものを理解させたい場合

商品単体画像は、AIモデル画像を作る前の基本素材として非常に有効です。特に、パッケージや表面のデザインが重要な商品では、まず商品単体をしっかり撮影しておくことをおすすめします。

撮り方2:商品を手に持って撮影する

2つ目の方法は、商品を手に持って撮影する方法です。

商品単体ではなく、人の手と一緒に商品を写します。これにより、AIは手の大きさを基準にして、商品のサイズ感を推測しやすくなります。

この方法の最大のメリットは、商品のサイズ感が伝わりやすいことです。

  • 手との比較でサイズ感が分かりやすい
  • 実際の使用イメージに近づけやすい
  • AIモデル画像のサイズズレを減らしやすい
  • お客様にも商品の大きさが伝わりやすい
  • 商品単体より生活感や使用感を出しやすい

たとえば、ジャムの瓶、コスメ用品、小型ガジェット、工具、生活雑貨、キッチン小物などは、手に持って撮影することでサイズ感が明確になります。

Amazonの商品ページでは、サイズ感が伝わらないことによるクレームや返品が起こることがあります。「思ったより小さかった」「想像より大きかった」という不満は、画像でサイズ感を伝えきれていないことが原因になる場合があります。

その意味でも、AI生成用の素材としてだけでなく、商品理解のためにも、手に持った写真は非常に有効です。

手に持った写真を撮る時のポイント

  • 商品が手で隠れすぎないようにする
  • ラベルや重要部分が見える角度で持つ
  • 手ブレしないよう明るい場所で撮る
  • 背景はなるべくシンプルにする
  • 商品が歪まないよう正面に近い角度で撮る
  • 必要に応じて複数角度から撮影する

手に持つ場合、手が商品を隠しすぎると、AIが商品の形状を正しく認識できない可能性があります。サイズ感を伝えつつ、商品自体のディテールもなるべく見えるように撮影することが重要です。

撮り方3:自分が商品を持って撮影する

3つ目の方法は、自分自身、または誰か人物が実際に商品を持っている状態で撮影する方法です。

この方法では、単に商品だけをAIに見せるのではなく、どのような構図で、どのように商品を持たせたいのかまで画像で伝えることができます。

たとえば、人物が商品を手に持ち、笑顔でカメラを見ている写真を撮ります。その上で、Geminiに対して「この男性を白人女性に変更してください」「服装も変えてください」「商品はそのまま持たせてください」といった指示を出すわけです。

この方法のメリットは、ポーズや構図を文字で細かく説明しなくても、画像で伝えられることです。

  • 持ち方をAIに伝えやすい
  • 人物との距離感を指定しやすい
  • 商品とモデルの位置関係を反映しやすい
  • ライフスタイル画像の構図を作りやすい
  • 人物だけを別モデルに置き換える指示がしやすい

一方で、この方法にも弱点があります。それは、人物全体を写す必要があるため、商品が小さく写りやすいことです。

商品が小さく写ると、AIが商品の細かい文字、ラベル、形状、素材感を正確に読み取れない場合があります。特にパッケージの文字や細かなデザインが重要な商品では、人物入り画像だけを元にすると、商品のディテールが崩れる可能性があります。

そのため、人物が持った画像を使う場合でも、別途商品単体のアップ画像も撮影しておくのがおすすめです。

3つの撮影方法の使い分け

ここまで紹介した3つの撮影方法には、それぞれ向き不向きがあります。

撮影方法強み弱点向いている用途
商品単体を撮影商品のディテールを伝えやすいサイズ感がズレやすいパッケージ・形状・色味を重視する商品
手に持って撮影サイズ感を伝えやすい手で商品が隠れる場合がある小物・雑貨・コスメ・工具・キッチン用品
人物が持って撮影構図や持ち方を伝えやすい商品ディテールが潰れやすいライフスタイル画像・モデル画像・使用イメージ

結論としては、どれか一つだけを撮ればよいというより、3パターンすべて撮っておくのが理想です。

商品単体画像でディテールを伝え、手持ち画像でサイズ感を伝え、人物入り画像で構図や使用イメージを伝える。このように複数の素材を用意しておけば、GeminiでAIモデル画像を生成する際の選択肢が広がります。

Geminiに入力するプロンプト例

今回の動画では、ジャムの瓶を例に、以下のようなプロンプトを使っています。

このジャムの瓶を白人女性が手に持って、笑顔でこちらを見ている画像を生成してください。

商品単体画像や手持ち画像を使う場合は、このように「商品を誰が、どのように持っているか」を指示します。

一方、自分自身が商品を持っている画像を使う場合は、人物を置き換える指示を追加します。

この画像の男性を白人女性に変更し、服装も自然なカジュアルファッションに変更してください。手に持っている商品はそのまま残し、笑顔でこちらを見ている自然なモデル画像にしてください。

このように、人物入り画像では「男性を女性に変更」「服装を変更」「商品はそのまま」「ポーズは維持」など、何を変えて何を残すのかを明確にすることが大切です。

抽象的な指示より、具体的な指示の方が安定しやすい

Geminiでモデル画像を生成する時に注意したいのが、抽象的な指示です。

たとえば「もっと若い女性に変更してください」と指示すると、想像以上に若くなり、ティーンエイジャーのような見た目になることがあります。

これは、「若い」という言葉が相対的で曖昧だからです。AIにとって「もっと若い」は、20代前半なのか、10代後半なのか、かなり幅があります。

そのため、モデルの年齢感を指定したい場合は、以下のように具体的に書いた方が安定しやすくなります。

  • 24歳くらいの白人女性
  • 30代前半の落ち着いた雰囲気の女性
  • 40代のナチュラルな雰囲気の女性
  • 20代後半の健康的なライフスタイルモデル
  • 50代の上品で落ち着いた女性

年齢だけでなく、性別、人種、服装、表情、背景、ポーズも、できるだけ具体的に指定した方がよいです。

モデル変更時にサイズ感が崩れることがある

AIモデル画像生成で特に注意したいのが、商品のサイズ感です。

動画内では、モデルを黒人男性に変更したところ、ジャムの瓶が実物よりもかなり小さく見える画像が生成された例がありました。

これは、AIが人物の体格や手の大きさ、構図を再解釈する過程で、商品のサイズをうまく維持できなかった可能性があります。特に男性モデル、体格の大きいモデル、ポーズ変更、背景変更などを同時に行うと、商品サイズがズレることがあります。

そのため、プロンプトではサイズ感についても明確に指示するのがおすすめです。

商品の実物サイズ感を維持してください。手に対して元画像と同じくらいの大きさに見えるようにしてください。商品を小さくしすぎないでください。

それでも一度でうまくいかない場合があります。その場合は、新しいチャットで同じ画像とプロンプトを試したり、別の撮影素材を使ったり、指示文を少し変えたりして調整する必要があります。

背景白抜きもGeminiで対応できる場合がある

Amazonの商品画像では、メイン画像とサブ画像で求められる役割が違います。

モデルが商品を持っているライフスタイル画像は、基本的にはサブ画像向きです。商品の使用イメージやサイズ感、雰囲気を伝えるのに適しています。

一方、メイン画像では、商品自体を分かりやすく見せる必要があります。そのため、人物モデルが写っている画像をそのままメイン画像にするのは、商品カテゴリーやAmazonのルール上、適さない場合があります。

もし背景を白抜きにした商品画像が必要であれば、Geminiに対して以下のように依頼することもできます。

背景を白抜きにしてください。商品本体はそのまま残し、影や余計な背景を取り除いて、Amazonの商品画像として使いやすいシンプルな画像にしてください。

ただし、白抜き画像についても、細部が崩れていないか、商品形状が変わっていないか、ラベルや色味が実物と異なっていないかを必ず確認してください。

AI画像生成時に必ず確認すべきポイント

GeminiでAIモデル画像を生成した後は、見た目が綺麗かどうかだけで判断してはいけません。Amazon物販で使う画像である以上、商品情報として正確である必要があります。

  • 商品のサイズ感が実物と大きくズレていないか
  • 商品の形状が変わっていないか
  • ラベルやロゴが崩れていないか
  • 色味が実物と違いすぎないか
  • 実際にはない機能や付属品が追加されていないか
  • モデルの手や指が不自然ではないか
  • 商品が変形していないか
  • 背景や使用シーンが商品と矛盾していないか
  • Amazonの商品画像として誤認を招かないか

特に注意したいのは、AIが勝手に商品を美化したり、存在しない機能を足したりすることです。たとえば、実際には蓋がない商品に蓋がついていたり、実際には小さい商品が大きく見えたり、素材感が高級そうに変わったりすることがあります。

商品画像は、お客様に対する約束でもあります。実物と違いすぎる画像を使うと、返品や低評価、クレームにつながる可能性があります。

中国輸入では実物サンプルの確認が重要

今回の話で非常に重要なのが、実物を一度確認することです。

昔に比べると、モデル撮影や商品画像制作のコストはAIによって大きく下がりました。しかし、だからといって、アリババや1688の商品画像だけを見て、そのまま出品用画像を作るのは危険です。

なぜなら、仕入れサイト上の画像と実物では、色味、質感、サイズ感、細部の仕上がりが異なることがあるからです。

  • 写真より実物の色が薄い
  • 思ったより小さい
  • 素材感が安っぽい
  • パッケージが違う
  • ロゴや印刷が粗い
  • 細部の作りが想定より雑
  • 商品説明と実物の仕様が違う

こうした違いを確認する意味でも、初回テストマーケティング前に、気になる商品は一度日本に送って、実物を確認することをおすすめします。

もちろん、全商品を日本に送る必要はないかもしれません。しかし、少しでも不安がある商品、サイズ感が重要な商品、色味や素材感が売上に影響しそうな商品は、実物を手元で確認した上でファイナルアンサーを出すべきです。

スマホ撮影で意識したい基本ポイント

GeminiでAI画像生成を行う前提であっても、元画像の質は非常に重要です。スマホで撮る場合は、以下の点を意識してください。

  • 明るい場所で撮影する
  • 商品に影がかかりすぎないようにする
  • ピントを商品に合わせる
  • 商品が画面から切れないようにする
  • できるだけ高解像度で撮る
  • 背景はシンプルにする
  • 商品正面・斜め・横など複数角度で撮る
  • サイズ比較用に手持ち画像も撮る
  • 必要なら定規やメジャーを添えた記録用画像も撮る

AIは元画像から情報を読み取ります。元画像が暗い、ピンボケしている、商品が小さすぎる、重要部分が隠れている場合、生成結果も不安定になりやすくなります。

AIを使うからこそ、元画像は雑に撮るのではなく、AIが理解しやすいように撮る。この考え方が大切です。

おすすめの撮影セット

実務では、以下のような撮影セットを用意しておくと便利です。

  1. 商品単体の正面画像
  2. 商品単体の斜め画像
  3. 商品単体の裏面画像
  4. 商品を手に持った画像
  5. 商品を実際に使う場面の画像
  6. 人物が商品を持った画像
  7. サイズ比較用の画像
  8. 付属品を並べた画像
  9. パッケージ込みの画像
  10. 傷や品質確認用の記録画像

これだけ素材を用意しておけば、Geminiに限らず、他の画像生成AIや画像編集ツールを使う場合にも対応しやすくなります。

AIモデル画像はサブ画像・訴求画像に向いている

Geminiで生成したAIモデル画像は、Amazonの商品ページでは主にサブ画像や訴求画像に向いています。

  • 使用イメージを伝える画像
  • サイズ感を伝える画像
  • ターゲット層に合わせたライフスタイル画像
  • 商品の雰囲気を伝える画像
  • ギフト用途や使用シーンを表現する画像
  • 商品ページ内の補足訴求画像

一方で、メイン画像は商品そのものが明確に分かる必要があります。AIモデル画像をそのままメイン画像に使うのではなく、メイン画像用には商品単体の白背景画像を別途用意し、AIモデル画像はサブ画像として活用するのが基本的には安全です。

特にAmazonでは、商品画像が実物と異なると、お客様の期待値とズレが生まれます。AI画像は便利ですが、商品を誇張しすぎないこと、実物と矛盾しないことが大切です。

まとめ:AI画像生成は「撮影を省く技術」ではなく「撮影素材を活かす技術」

今回は、Geminiを活用してAIモデル画像を生成する前提で、スマホ撮影時に意識すべき3つの撮り方を紹介しました。

  • 商品単体画像は、商品のディテールを伝えるのに向いている
  • 手に持った画像は、サイズ感を伝えるのに向いている
  • 人物が持った画像は、構図や持ち方を伝えるのに向いている
  • Geminiの出力にはブレがあるため、複数パターンを試すことが重要
  • 抽象的な指示より、年齢・性別・人種・服装などを具体的に指定した方がよい
  • モデル変更時には、商品のサイズ感が崩れることがある
  • AI生成後は、商品サイズ、形状、色味、ラベル、付属品の正確性を必ず確認する
  • 中国輸入では、実物サンプルを一度確認することが重要
  • AIモデル画像は主にサブ画像や使用イメージ画像に向いている

AI画像生成によって、商品画像制作のハードルは大きく下がりました。昔のように、毎回モデル撮影を外注し、高額な撮影費用をかける必要は少なくなってきています。

しかし、AIがあるから実物確認が不要になるわけではありません。むしろ、AIを正しく使うためには、実物を手元で確認し、商品のサイズ感、質感、色味、ディテールを把握した上で、AIに渡す素材を撮影することが重要です。

AI画像生成は、撮影を省く技術ではなく、撮影した素材をより活かす技術です。

中国輸入や日米Amazon物販で商品ページを作る際は、ぜひ今回紹介した3つの撮影方法を試しながら、Geminiを活用した実用的な商品画像づくりに挑戦してみてください。


補足・免責事項

本記事はYouTube動画の内容を元に作成しております。GeminiをはじめとするAI画像生成ツールの仕様、生成品質、利用条件は変更される可能性があります。実際にAmazonの商品ページで画像を使用する際は、Amazonの最新の商品画像ルール、カテゴリー別要件、知的財産権、肖像権、広告表現、誤認表示に十分注意してください。また、AI生成画像は実物と異なる表現になる場合があるため、出品前に必ず実物との整合性をご確認ください。

中国輸入商品を扱う場合は、仕入れサイト上の画像だけで判断せず、必要に応じてサンプルを取り寄せ、実物のサイズ感、色味、質感、品質を確認した上で販売判断を行ってください。ビジネスに取り組む際は、ご自身の判断と責任において行ってください。


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