こんにちは、物販講師の黒澤と申します。
今回は
セラー専用の問い合わせ窓口
テクニカルサポート(以下「テクサポ」)の
活用方法&留意点について
の記事の続き(3記事目)です。
手っ取り早く概要&要点知りたい方は
宜しければ下記動画をご覧下さいませ↓
一連の記事の論点は2点
① テクサポには「担当者ガチャ」がある!!
② 日本人スタンダード≠世界スタンダード
です!
■
さて、
テクニカルサポートの担当者には
嫌な言い方すれば「当たり外れ=ガチャ」
があり、その解決策として
❶ 回答が理解出来なければ「返信」
❷ なかなか解決しなければ「別ケース」
❸ メールでダメなら「電話」
の3つの方法がある点について
今までお伝えして来ましたが、
そもそも
どうして➊~➌を
すんなりと行わないのでしょうか?
私は、中国の「アリババ」という
卸市場サイトから商材を買い付けたり
中国・広州に買い付けに行ったり
時には嗜好を変えて(?)
タイのバンコクに買い付けに行ったり
しているのですが、
要するに「日本人以外」と
日常茶飯事で交渉や商談していると
気付くことがあります。
それは
「日本人スタンダードは例外」
ということです。
日本スタンダード≠世界スタンダード
日本「以外」=世界スタンダード
と言っても
過言ではないかもしれません。
実はここが要になってくる
かと存じますので
今回は掘り下げて
お話させて頂きます!
個人主義・権利主義・合理主義
例えば、中国の広州で
卸業者や工場のオーナーと
交渉していると
➊ 権利主義
自分の権利を明確に行使し
率直に伝える
➋ 合理主義
感情論ではなく、合理的に
有益な選択をする
この2つに長けています。
■
それはアメリカアマゾンの
顧客にも言えることで、
➊ 権利主義
30日間は全額返金保証
という「権利」を持ってるので
➋ 合理主義
泣き寝入りせずに
さっさと返品した方が
お金も戻ってくるから「合理的」
という考え方を持っています。
正直アメリカのお客様は
「ネットで注文=購入」
とは考えておらず、
アパレルについて言えば
「ネットで注文=試着の予約」
→実際届いて試着してみて
気に入らなければ返品&返金!
くらいのノリです![]()
幸い、昨今のアマゾンでは
返品された商品も、不良品でなければ
もしくはグッチャグチャにされていなければ
自動的に再販される
というサービスが出来たので
不良在庫になることが基本ありません。
包装袋が破れたくらいであれば
そのサービスで再包装してもらえます。
■
さて、ここで
本記事一番の論点!です![]()
テクサポとのやり取りをしていて
・回答の意味がよく分からない
・担当者と話し合っても埒が明かない
・メールのやり取りでは解決しない
となった時、
(もちろん十把一絡げに考えるのは
良くないものの、傾向として)
中国人、タイ人、アメリカ人は
普通に食い下がって質問するし
別の担当者に鞍替えするし
電話でも問い合わせてみる
んです![]()
それを躊躇するのは
日本人独特の考え方にも思えます。
私の理解力が足りない(自責)
1回の回答で理解しないと(完璧主義)
メールでダメなら、またメール(忍耐)
みたいな考え方は
どちらかというと「根性論」
みたいなもので合理的ではありません。
「脱・井の中の蛙」思考
無論「アメリカかぶれ」
になる必要はないですし、
「だから日本人はダメなのよ」
「グローバルに行こうぜ」
みたいに、形骸的な
謎の「国際人」ぶるつもりも
ないですが…
少なくとも
「脱・井の中の蛙」思考で
固定概念&先入観を見直してみる
のは有益かなと ![]()
単純に、自分で自分の首絞めて
無駄な負担を科しているとすれば
ネット物販行う上で
マイナスでしかないですからね!
私の理解力が足りない(自責)
⇒ とにかく「分からない」という事実
があるので、掘り下げて説明を求める!
1回の回答で理解しないと(完璧主義)
⇒ テクサポには「担当者ガチャ」
があるし、回答が完璧とは限らない!
(担当者がテンプレ回答することも多々ある)
メールでダメなら、またメール(忍耐)
⇒ ダメな方法を繰り返しても
結果は見えてるので、電話に切り替え!
くらいの感覚で進めましょう。
一連の話をまとめますと、
テクサポとのやり取り1つ取っても
分からないものは分からないわけですから
公式ヘルプなどで調べて解決しなければ
その1回の回答が全てとは考えずに
再度質問!別ケースで質問!電話で質問!
してみて下さいませ。
紆余曲折しながらの
話になってしまいましたが
少しでもご参考になれば幸甚です![]()



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